声量がない
息を沢山吸うには、息を全部吐ききる必要がありますが、
声量が無いと言う方の多くは息を吐ききらないうちに、息を吸おうとしています。
このような浅い呼吸では、息が続かなります。
結果、息継ぎの回数が増え、声も小さくなります。
歌う時の呼吸は、普段会話しているときの呼吸とは違います。
ほとんどの方が日常生活で大きな声(遠くにいる人に向かって話す)を出す機会は少ないと思います。
実際、遠くにいる人に声をかけるのと、近くにいる人に声をかけるのとでは、まず吸う息の量が違います。
大きな声を出したりなどの機会がなければ、必要な呼吸でしか日常生活を送ってないため、
始めはなかなか呼吸の量を深くするのに戸惑われる方も多いです。